This is It!

2009.10.30(13:07)

マイケル・ ジャクソン
無知な私でも、その名声は、知っていました。
チッペ細君(ソクラテスの迷妻クサンチッペから寸借)が
以前『ロンドンに行きたい』と漏らしていたのですが、
なんと、それがマイケル・ジャクソンの公演だったのです。
チッペ細君は、マイケルの大ファンだっただ。

10月28日の朝、食事の用意をしていると、
『今日は映画にいくからね、あなたチケット買ってきて!』
「なんだい、一体?」『マイケル・ジャクソンの世界一斉放映なの』
『どうしても、初日に観たいの!だから並んで!』
チッペ細君の恫喝に、返事だけは、「OK!」

なるほど、そうか!やっと分かった、、
今 6月から、毎度の食事が精進ぽくなっていた理由が、、、

私が、モタモタしていると、チッペ細君は業を煮やして、昼すぎ
自身でチケット売場に突撃したようです。夜7時の開演というのに、、
『1時間前からしか発売せんのよ!ったく、田舎じゃね呉は!!』
チッペ細君に急かされて、5時すぎに映画館に着きました。
チケット売場に誰も並んでいません。『不思議』じゃね?』
中に入るとたった一人の観客!それでも開演時には、1/3約70名の
観客になりました。
とあれ、映画は始まりました。無知な私にも、マイケル・ジャクソンの
パッションがビシビシ伝わってきます。あの可愛い黒ンボちゃんが
自身を理想の化身にして、演技するその姿!!凄い!!
なにか、その身体に特殊機能があるような、凄まじい動き!
手や足が不思議なリズムで跳躍するのです。
それは、彼が身体運動の究極を求め、まさに芸術化しているのです。
周りのスタッフの、神格化されたマイケル・ジャクソンを憧憬する姿!
マイケルの理想を具現化すべく、奮闘努力の彼等の姿!
いいなぁ!!!こんな生き方!!
マイケル・ジャクソン!もっと生きて欲しかった。
改めて合掌
チッペ細君は、今日もマイケルに逢いに行きます。     嗚呼

ぐっすり眠れますか

2009.10.26(13:49)

よくある話で、宝くじで一千万円当たったら、貴方ならどうする?

「旅行に行く!」、「バッグが買いたい!」、「母に何か買ってあげる。」、「車を買う!」、、「高級レストランで豪華メニューを注文する」そして、必ず出てくる「貯金する。」等々、「家を買う!」「宅地を買う!」がないのは中途半端な金額なのですね。
それは、一億円当たった時の話なのですね。
さあ、貴方ならどうする?
「家を買う!」これは当然出てきますね。
「店を開く!」「事業を始める」成る程。
「車を買って、バッグ買って、洋服買って、あとは貯金!」よくあるパターンです。

降って湧いた牡丹餅に、それをどうするかは、楽しい話ですよね。
少なくとも、どう人生の終末を考えるかより。
お金というものの、力、魅力、魔力、を感じることになるのですが、、、
そして、この牡丹餅の扱い方に、大袈裟に言えば その人の人生観が感じられるのです。
とあれ、答は大きく二つに分けられます。
まず一は、その人がもっている 人生計画の延長線の表現、つまりああしたい、こうしたいと真面目に考えていることの具現化なのです。
第二は、夢・絵空事の表現、それは借金を返すとか、貯金をするでなく、自分をある意味で 無限化しているのです。
つまり、自分自身の可能性を 育んでいるのです。
実現不可能に近いことへの歩み、それはロマンと呼びたいですね。

ケア・マネージャーのNさんが、一千万円の話の時に、「寝たきりのSじいちゃんに、えーベットを買ってあげたい。」(えー:良い:広島弁)といったのです。

その詳細は、Sさんは、一人暮らしで、脊髄損傷があるのに、特養に入りたくないと言います。
ヘルパーさんに、車椅子で散歩させてもらう他は、一日中ベット生活。
このパターンは、床ずれ要注意ですね。
Nさんの視点は、そのベットの底に敷いてある ベースマットレス・・・介護保険適用レンタルで、3年以上も使っている。
レンタル業者が たまーに点検に訪れているのだが、ベースマットレスの底部にカビの跡がある。
以前そのことに意見したのだが、「寝たきりの人に 多いケースですよね」と馬耳東風。
癇癪をおこして、ベースマットレスのカバーのファスナーを開けて、中のウレタンを見ればねっとりのカビ!なんだこれは!
確かに人は一日に約コップ一杯の汗を出すという。
それは、8時間程度のベット時間の話だ。
24時間ベットの場合は、どうなる?
何時ベースマットレスが 乾くのだろう。
Nさんは、これは自分自身は絶対使いたくない!けれど介護保険適応レンタル品だから、仕方ないのか?

Nさんは懇意なレンタル営業員に、詳しく聞いてみたのです。
多くのマットレスの中材は、ウレタンが使用されている。
弾力性に富んでいる、安価であることが特長なのだ。
しかし最大の弱点は、水に弱いこと。
洗浄のために水に浸けると、乾くのに約1週間はかかります。
熱乾燥させると、ウレタンはもろく 劣化したり破れたりする。
そのためカバーには、防水仕様を施しているのだ。

成る程これでは、Sじいちゃんが快適なはずがない。
身体の湿疹は、そのためなのだろうか。
Sじいちゃんだけでなく 同様なケースが少なくない。
寝たきりの人のベットに カビは当たり前なんて 絶対おかしい、不自然だ。
とにかく Nさんは、カビの生えない清潔なベースマットレスを 探し求めていたのである。

ハッピーは 苦節3年、心優しいNさんに、お奨めできるベースマットレスを開発しました。
それはその後、国の研究開発補助金の認定を頂きました。
もちろん研究開発は、世界的な感性学教授と天才的DRとの出会いが、大変な礎になりました。
その先生の研究姿勢と理念に、私は 人生すなわち生きていることの大切さを教わりました。
その研究は、感銘の連続といっても、過言ではありませんでした。

我が日本も捨てたもんではないのだ。
根本的基礎学問に疎かな私に、実力以上の研究が 可能になりました。
まさに宝くじ以上の幸運にであったのです。
これは、絶対にお金では得ることの出来ない経験でした。

とあれ、そのベースマットレスは、爽やかさの表現として、FIELD:フィールド(草原)と名づけました。

その特長は、カビの原因の湿気を生まない通気性、清潔性を保つために 洗浄乾燥に強いこと、そして適度な体圧分散・弾力性があることです。
また高度なスプリングと、環境性に適応した 次世代のベースマットレスなのです。
その構造体は、新ブレスエアー:品質はポリエステル100%で約1mmの中空チューブが ヘチマ状にクッション形状になっています。近い時期に多くの分野で、利用されることが期待されています。
以前開発した「そよかぜ」(褥瘡予防マットレス)をもサポートする優れもの。
これらは、ベットからカビの素 湿気を追い払ってくれます。
いつも、清潔なマットレスが、か弱い身体を やさしく護ってくれます。

看護・介護の護:護るなのです。まさに 縁の下の力持ち。もちろん、介護保険対応レンタル製品になりました。
Nさん、Sじいちゃんに FIELD:フィールドを、一千万円の万分の一でお奨めいたします。
きっと、枕を高くして お休みになられるでしょう。

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高反発マットレス「ハッピーそよかぜ」と介護衣服のことなら
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癌とのお付き合い。その2

2009.09.10(10:41)

癌病棟の病室の窓一杯に、桜の大樹が鎮座しています。
永い年月とともに、いろいろな患者を見守ってきたことでしょう。
その桜の大樹の頼もしいこと!
癌病の患者さんは、静かな方が多いのでしょうか。
いつも、シーンとしています。これでは、病気になりそうです??

手術に当たり、ドクターから誓約書の説明がありました。
『手術は、万全をつくします。しかし患部は、猶予のない状態と察しています。
開腹して、最善の方法をとりますが、直腸癌の場合、男性は女性に較べて
骨盤が狭いので、ドクターの手の自由度が限られ、万が一神経系統を傷つける
惧れがあります。そのことをご了承ください。手術は約6時間ほどの予定です。』
私は、まさに運を天に任せて、また桜の大樹にも任せていました。
万事OKです。

手術は、朝8時から始まりました。麻酔の伴奏に好きな音楽の選曲を訊かれました。
演歌、レゲー、タンゴ、なんでもありますとのこと。ここは、見栄をはって、Mozartと
リクエストしました。
とても心地よく意識が薄れていきました。夢なのでしょうか、
花びらが舞い落ちるように、朝日とも夕日ともいえない空間の中を、私は彷徨い
落ちているのです。
なんとも、不可思議で印象的な光景でした。

手術中半ばに、私は、大きな声で何度か叫んだそうです。
私の想像では、私が悪運ありて地獄に落ちていく時に、絶叫したのではないかと思います。
地獄に落ちたものの、三途の川を渡るのに、あの!?閻魔大王の尋問があります。
閻魔大王曰く、『お前は、これまでの悪行に不足はない!入獄の資格は充分である!』
『が しかし、お前は 余りにも借金が多い、三途の川の渡り賃さえ無い有様。
この節、地獄も財政難である。借金を半分にすれば、晴れて入獄させてやる!』

とにかく、娑婆に帰ることと、なりました。
閻魔大王の尋問のためか、手術は長引き夜、8時にやっと終了しました。
なんと、12時間!切り取った患部は8500g!嗚呼
細君『もう薄黒く、一杯あってびっくりしたわ』
『あなたの腹黒さの証明だわ!』
私は、それを心地よく聞いていました。
大変な腹黒さ!いいじゃありませんか。
腹白いなんて、洒落にもなりません。
面白いって言葉はありますがね。

とあれ、その後の療養は大変でした。
お尻と、お腹に手術跡があるのですから。
どうやって、寝るのかって!?私が教えて欲しい!痛いのなんのって!
看護師さんは、痛み止めから麻酔薬までその効き目を教えてくれました。
ところが、私は大の薬嫌い!
冗談でなく、背に腹を変えて、薬を我慢しました。
日々の投薬も一切飲まず、殆ど院内の池に捨てました。  
後で池の魚がたくさん浮いていたのは?
私の薬のためでしょうか?

つづく

癌とのお付合2






今世紀最長の皆既日食・体験記

2009.07.30(13:57)

乱房の迂路迂路コーナー

小川 乱房  
社長マーク

緊急報告:聊か遅きですが。。

今世紀最長の皆既日食・体験記

2009年7月22日 9時14分 重慶市大足にて

中国人の碩学の徒・馬先生と真摯なる宗教学徒・背戸さんから、
中国の石仏研修と日食見学の誘いを受けました。
お二人は、近20年間中国各地の仏跡を研修して来られた大人です。
今回の旅は、日食の見学!これほどの日食は300年後しか見れない!
私は、子々孫々に伝承すべく、全財産を投げ打って、研修旅行に出かけたのです。
中国では、成都、重慶、武漢、上海、日本では奄美大島他がポイント地域です。
問題は、天候です。  馬先生は、旧知の風水学の師に、最適地を伺い、重慶に的を絞りました。
他の地域は天候が定かでないとのこと。 

驚くべきは、その宣託は、昨年の暮れに伺っていることです。
皆既日食は、古代から天の禁忌のお告げとして、皇帝以下大衆まで畏れられた歴史があります。
今でも、中国では、家の中で太陽にふれないよう籠っている人が少なくないそうです。
馬先生は、お告げに従い重慶の大足という街にホテルを定めました。
そのホテルには、約60名のオランダのグループが同宿していました。
なんと驚いたことには、彼等はオランダの気象学の愛好家達でした。
中国では、この田舎の大足が的中率が高いと、予想してきたとのこと!
オランダの気象学と中国の風水学との関連や如何に。。
なんともミラクルの世界です!

日食画像



とあれ、太陽が大きく隠れ始めると、信じられない数の鳥たちが鳴き飛び回るのです。
犬や猫などの動物の鳴き声も壮絶です。それが、食の最大になると、シーンとなったのは驚きました。
予め予期できる人智に、深く驚き感銘しました。
この駄文をお読みになった、賢人の方々に、300年後の素晴しい皆既日食をご覧になることを、
心より、お薦めいたします。百聞は一見に如かず。。。。
⇒今世紀最長の皆既日食・体験記の続きを読む

癌とのお付合い。その1

2009.06.29(13:20)

癌!
ドクターから『どうも、ポリープが気になるのですが』
健康診断で、再検査を告げられた時も、軽く聞いていました。
ポリープの摘出、検査の結果は、『すぐ入院してください』
それは今から12年前、その時私は、半百を二つ超えていました。

「先生、私は癌ですか?」
『はい、悪性の直腸癌です。ステージ4ですね』 

ガーン!!!
『いままで、血便に気付かれませんでしたか?』
「20年近くウオッシュレトトイレなので、見もしませんでした」
「先生、私はこうゆう運命だとおもうので、そのまま、死ぬることできませんか?」
『残念ながら、貴方の病状は、末期に近いのです。』

「それは、覚悟します。」
『もう、2週間ほどで、直腸が詰まり、便が排泄出来なくなります。』
『その対応策は、喉を切開し、排出します。』
ドクターは、その手術は、凄まじく尊厳性にかかわること。
今、直腸を手術するのが、最善ですと説明されました。

とにかく、身の回りの整理が必要です。
それほど、動揺しない自分が不思議でした。
駅前にある100坪ほどのファッション店を、閉めることにしました。
介護衣服作りの幸服工房ハッピーのみ、古い鉄工所を借りて続けます。
その時、ファッション店の売り上げが90%、幸服工房は10%でした。
5名のスタッフが、介護衣服作りに、燃えてくれたのです。「感激!」
気がかりなのは、身障者、高齢者の衣服のために、理想的な素材作りを、手懸けていました。
それは、着脱が困難な人でも、着やすい伸縮性のあるニット布地なのです。
もう、運を天に任せよう! この、スタッフに!

病室は四人部屋、入院して1週間目が手術予定です。
ところが、同室の患者さんが、お一人亡くなられました。
もう一人の患者さんも、間もなく亡くなられました。
さすがに、この死の現実には堪えました。
「看護婦さん、個室は空いてませんか?」
翌日、『ごめんなさい、個室は空がありません。』と、つづけて
『特別室なら、空いていますよ』と、みすぼらしい私を見ながら、申し訳なさそうに言われます。
偉い人や、お金持ちのための特別室と、私も思い込んでいましたから、
看護婦さんの、ごく当たり前の配慮は良くわかりました。
でも、死が約束された雰囲気のこの!四人部屋は、嫌だ、嫌だ!
どうせこれっきり死ぬのなら、少し豪華な部屋もいいじゃないか。
なんと、素晴らしい特別室ではありませんか。
広く、ゆったり、私だけ!付き添い寝具まである!
そして、大きな窓の外に、桜の大樹が錚々と鎮座まします。
3月始めなので、その蕾は固く締まっています。
「よし!この桜の満開に合えたら、本望だ!」
私のテンションは、死のコースから、生のコースに変わったのです。

つづく
次回
死ぬること、生きること、どもを続けます。

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